くーみん先生の芳香蒸留水WS・後編


最高にたのしい時間でした♪

仙台在住のくーみん先生は、震災時に水不足&停電の影響で、水の蒸留を必要とする事態に陥ったことがきっかけとなり、蒸留水装置の手作り研究へ。

そこから植物の芳香蒸留水づくりへと発展したそうなのです。

水は100度で蒸気になって上に上がりますが、重金属はもっと温度が高くないと上に上がらないため、蒸留水の方には、体に有毒な重金属類が含まれません。


どくだみ 蒸し器に入れるような感じ
乾物のクローブは 水にしばらくつけてから火にかけます

今回のWSでは、どくだみの蒸留、クローブの蒸留を行いました。
フレッシュな採りたてのものも、乾物のものも蒸留できるのです。

くーみん先生は、好奇心いっぱいの方で
お米、シナモン、トウモロコシ、月桃、ホーリーバジル、コーヒー、イチジクの葉、梅の実、ゆず、ホワイトセージ、いちごなどなど・・・・いろんな素材で蒸留を体験していました。

毒性のない、なじみのある食材などで試してみると面白いそうです。

庭で採った少量のハーブ、道端に生えてる薬効のある草で
とても気軽に芳香蒸留水ができる、、、

ああ、うれしいな、うれしいな〜。もう、心踊りっぱなしでした。

お話が本当に面白くて、ワクワクすると同時にとっても肩の力が抜けました♪

たとえば。

レモングラスの蒸留水をサラダに振りかけて、ドレッシング代わりに使ったり。
使うお水は、太陽のエネルギーを入れる。つまり火にかける前に太陽の光にあてる。そうすると水が温まってガス代節約にもなるのよ♪
でき上がった芳香蒸留水を満月の光にあてるの、魔女っぽいわよね〜♪とか。

さらには蒸留中に、528ヘルツの音叉を鳴らして、お水に情報を与えたり。



わくわくするような遊び心にあふれていて、
でも、すべてのプロセスを植物への感謝の心を持って行う・・・
とってもあたたかなハートを感じました。


ちなみにキットのパーツはどれもホームセンターで買えるもの。
パーツの洗いやすさにも重点を置いて、素材が選ばれています。
災害時にはすぐに持ち出せるよう、重量も極力軽く。


作り終わった後の液で、染色も♪ 
今回はマスクを。
選んだマスク、キトサンが織り込まれていて染まりやすいそう。



WS参加でうれしいのは
このキットを持ち帰りできて、いつでも自宅で蒸留できること。

庭に生えてるカラスノエンドウ、月桂樹、鉢のセンテッドゼラニウムや、使いきれないスパイスなど...
ターゲットがたくさんでウキウキします♡

あたたかな時間の中で、
植物とのコミットの仕方に、明るい可能性、希望を吹きこんでくださいました。
参加できて、ほんとうによかった。

くーみん先生の講座、これからも日本各地でやりそうな気配です。

もしピン!ときましたら、ぜひ参加してみてください。
植物と仲良くなるための あたらしい扉がひらくかも。

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