テラフローラへ⑤ニコシアナのおはなし

リチャードの植物観察で特に印象に残ったお話について。
④のレディスマントルのおはなしに続いて、今日は”ニコシアナ”のおはなしです。

テラフローラのレディスマントルに囲まれた泉の外側をぐるりと囲む花壇に「ニコシアナ」がありました。(写真が撮れてなくてごめんなさい!)

FESのアファメーションカードのニコシアナ
ニコシアナ
学名:Nicotiana alata
和名:ハナタバコ
ナス科タバコ属

鑑賞種として流通していますが
この花の仲間が
栽培種としてタバコの原料になっています。

<リチャードの解説>
ニコシアナのフラワーエッセンスは、
自分のハートのリズム、鼓動につながります。
ハートが固くなってしまったなという人が摂るといい。

タバコ中毒や他の中毒の人にもいいです。
タバコを吸う人は自分の感情を胸の中に押し込めていたりします。

ニコシアナは、心臓の鼓動と繋がります。
内なるハートのリズムと繋がります。

北米先住民族の人々にとってタバコは聖なる煙でした。ピースパイプという習わしがあり、輪になって座って、対立があっても皆が順番にパイプを吸っていきます。そのときずっとドラムが叩かれ続けドラムの音は心臓の音と重なり、輪になって座るすべての人の心臓の鼓動が一緒になると、そこに対立はなくなります。

テラフローラにはホワイトニコシアナを植えていましたが、なぜか緑色の花が咲きました。(あんとす堂注:グリーンニコシアナも、グランディンググリーンフォーミュラに入っているフラワーエッセンスです)

先日、乱射事件でたくさんの人々が犠牲になりました。(→★)この乱射事件が起きた店はパルス(鼓動という意味)という名前でした。オーナーが特別な思いで名付けたのだそうです。このグリーンニコシアナを先日、乱射事件で亡くなった人々に捧げたいと思います。

ニコシアナのアファメーション文(FES)

ここからはわたしの雑感です。

こうして今書いていて、わたしが昔、20代前半の頃、電車の中でときどきしていた空想を思い出しました。

どういう空想なのかというと、今、一緒に電車に乗っている人たち全員の、心臓の鼓動だけが可愛らしいきれいなハートで目立って見える・・・というインスタレーション風の空想(今でいうところのイメージワーク?)でした。

乗りあわせている人の考え、機嫌、性別、体調、年齢、過去、願い、苦しみ、喜び・・・ひとりひとり抱えているものは違うけれど、いろんな違いがあっても最大の共通項は鼓動。そして鼓動は、どんな人もピュア。

その人の感情ではなく、その人の鼓動のみにフォーカスすると一生懸命に生きている命のエネルギーのけなげさだけが残ってわたしの心から恐怖が消え、気持ちがフラットになるのでした。
 
今思えば、当時のわたしはエンパス気味だったのだろうな〜と思います。バウンダリーがしっかりしていなかった。基本的に人が好きだったので、人の心理への興味という形で扉を開きすぎてしまっていた気がします。けれどもその結果、電車の中の人々が発する、渦巻く感情のエネルギー(怒っていたり、精神に異常をきたしている感じだったり)に疲れてしまうこともありました。
  
そんなとき、すべてのひとに共通する、鼓動のピュアさには助けられていました。今も、この胸の中で鼓動を感じるし、世界中でたくさんの鼓動が響いていて。

どの鼓動もすべて、可愛い。

世界中の人が自分のハートのリズムを大切にできたなら。世界中のハートがひとつになって地球のハートのリズムを大切にできるはずだと思います。そして、人体としてのハートのリズムは「有限」なんだということも見逃してはならない点です。

地球の鼓動だって、有限です。いつか耳を澄ませてみようでは、もったいなさすぎる!!!時間の砂が落ち続けているからこそ。今、今、今の自分のハートのリズムとともに生きられますように・・・

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